グローバルに読まれるWebグループ報に、GDPRに沿った同意管理を導入
- 国内外の従業員が閲覧することを踏まえた、GDPR・改正電気通信事業法への対応
- 従業員がログインして閲覧するサイトへの導入
- 既存のCMSやアクセス解析ツールとの両立
- GDPR・CCPA・改正電気通信事業法など国内外の主要な法規制に対応している点
- 品質を保ちながら、運用コストを抑えて長く使い続けられる点
- 導入企業へのヒアリングで、実績と評判の良さを確認できた点
- 従業員や法務部門に対し、個人情報を適切に扱うメディアであることを説明できるようになった
- 同意管理のための専任の体制を設けず、サイトリニューアルのスケジュールに合わせて導入できた
- 法改正への対応をツール側でカバーでき、本来のメディア運営に注力できるようになった
従業員に安心して読んでもらうために、プライバシー保護の仕組みを整備
貴社の事業内容と、ご担当者様の部署の役割、業務内容について教えてください。

株式会社アイシン 広報部 橋口氏
アイシンは1965年の設立以来、クルマとともに進化を続けてきた自動車部品のグローバルサプライヤーです。国内外に多くのグループ会社・拠点を持ち、グループ全体で11万人を超える従業員が働いています。
私が所属する広報部 オウンドメディアグループは、SNSや企業公式サイト、社内広報など、社内外に向けた幅広い情報発信に取り組んでいます。私はその中で、従業員に向けたインナーコミュニケーションを担当しています。その基盤の一つが、Webグループ報『act』です。記事制作からサイト運営まで、actに関わる業務を幅広く担当しています。
webtruを導入した『act』について、詳しく教えてください。

act ログイン画面(日本からアクセスした場合の表示)
actは、国内だけでなく、ASEANや中国、北米、欧州など海外拠点の従業員も閲覧するメディアです。経営の方針や会社の戦略を分かりやすく伝え、共感や挑戦する風土を育てること、そして従業員エンゲージメントを高めることを目的としています。サイトは、従業員がログインして閲覧する仕組みです。
同意管理に取り組むことになったきっかけや背景をお聞かせください。
actは2026年3月にリニューアルを実施し、その準備の中で意識したのがプライバシー保護です。近年、改正電気通信事業法の外部送信規律やGDPRなど、Webサイトでの利用者情報の扱いに関するルールの整備が国内外で進んでいます。特にGDPRは、欧州拠点の従業員も閲覧するactにとって無関係ではありません。
そこで法務部門と相談し、社内向けのサイトであっても、さまざまな国の従業員が見る以上は同意管理の仕組みを整えておくべきだという結論に至りました。従業員に安心して読んでもらえるメディアであるためにも、リニューアル公開に合わせてCMPツールを導入することにしました。
QCDでの比較と導入企業へのヒアリングを経て、webtruを選定
導入にあたって、どのような観点でCMPツールを比較されましたか。
webtruを含む国内のCMPツールと、外資系の大手ツールを比較しました。評価の観点は、 品質(Quality)、コスト(Cost)、導入期間(Delivery)の、いわゆるQCDの3つです。
品質で最も重視したのは、GDPR、CCPA、改正電気通信事業法といった国内外の法規制に対応できるかどうかです。actはグローバルの従業員が閲覧するため、日本の法律だけに対応していれば良いというわけにはいきません。
また、ログインして閲覧する構成のまま、閲覧状況の分析に使っているCMSやアクセス解析ツールの仕組みも活かして導入できることが前提でした。
コストは、初期費用だけでなく、毎年かかる運用費用も含めて検討しました。社内メディアの運営予算は限られているため、長く使い続けられる価格であることは重要です。
こうした観点での比較に加えて、実際に利用している企業へのヒアリングも行い、導入実績や評判を確認しました。
webtruを選定いただいた決め手を教えてください。
一番の決め手は、品質とコストのバランスです。webtruは国内外の主要な法規制に対応しているうえ、ヒアリングした導入企業からの評判も非常に良く、安心して任せられると感じました。
加えて、初期費用がかからず、運用費用も比較したツールの中で抑えられていました。限られた予算の中でも無理なく使い続けられる点は、社内で導入を説明するうえでも大きな後押しになりました。
リニューアルと並行して導入し、公開後もサポートが伴走
サイトリニューアルとあわせて、どのように導入を進められましたか。
2026年3月のactのリニューアル公開に合わせて導入しました。リニューアル作業と並行して、サイト制作を委託している制作会社と連携しながら進めました。同意管理のための専任の体制がなくてもリニューアルのスケジュールに間に合わせられたのは、webtruの導入のしやすさとサポートがあったからこそだと思います。
導入から運用にかけて、サポートで印象に残っていることはありますか。
CMPツールを扱うのは初めてでしたが、大きく苦労した点は特にありませんでした。分からないことがあればその都度webtruのサポート担当の方に相談でき、地域ごとの表示の出し分けなども一つひとつ教えていただきながら進められました。管理画面もとても分かりやすいと感じています。

リニューアル公開後のサポートも印象に残っています。中国拠点からactにアクセスした際に、サイト上のボタンがクリックできない事象が見つかったときのことです。現地のネットワーク環境下でのみ発生し、国内から同じ事象を再現することが難しかったため、原因の特定は簡単ではありませんでした。それでも担当の方が迅速かつ丁寧に対応してくださり、最終的には現地の駐在員とオンラインで中継をつないで原因調査に必要なデータを取得して分析するなど、問題が解消するまで粘り強く付き合ってくださいました。
actは海外の各拠点の従業員にも読んでもらうことを大切にしているメディアであり、一部の地域の従業員だけが見られない、という状況は大きな懸念でした。ツールを提供して終わりではなく、私たちの課題を自分ごととして解決まで伴走していただいたことは、本当に心強かったです。
従業員との信頼を支え、記事づくりに集中できるメディア運営へ
webtruを導入して、どのような変化がありましたか。
国内外の法規制に沿った同意管理が可能になり、従業員や法務部門に対しても「個人の情報をきちんと扱っているメディアである」と胸を張れるようになったことが一番大きな変化です。社内メディアは従業員との信頼関係の上に成り立っているので、その土台を整えられたと感じています。
また、法改正などへの対応をツール側でカバーしてもらえる安心感もあり、私たちは本来の仕事である記事づくりに集中できるようになりました。現在は特に追加の作業もなく、安定して運用できています。
webtruはどのような企業に向いていると感じますか。
私たちのように、海外拠点を多く持ち、グローバルにサイトを運営している企業には特におすすめしたいです。国内外の法規制に対応しながら、コストを抑えて導入できる点は大きな魅力です。
また、グループ報/社内報のような従業員向けサイトでも、プライバシーへの配慮は欠かせない時代になっています。「社外向けサイトではないから」と後回しにせず、きちんと対応したいと考えている企業にも向いていると思います。
ありがとうございました。
企業概要
- 事業者名
- 株式会社アイシン
- 業種
- 自動車