CMPとは何か

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2021年04月19日

CMPとは、Consent Management Platformのことであり、日本語に訳すと同意管理プラットフォームとなります。ただ、同意管理ツールと呼ばれることが多いので、この記事(とこのサイト)では同意管理ツールと呼んでいます。

みなさんの多くは、ウェブサイト閲覧時に「このサイトはクッキーを使っています。同意しますか?」というポップアップを目にしたことがあると思います。それがCMPです。CMPを開発・提供するベンダーは複数社あり、それぞれ異なる見た目のポップアップを提供しています。

何に対する同意を管理しているのか?

CMPは、サイト訪問者が同意を表明したり拒否するためのものですが、「何に対して」の同意なのでしょうか?いくつか種類があります。

最も一般的なのは「クッキー使用に対して」の同意です。

クッキーにはいろいろなモノがありますが、それら一括して同意を求めるものや、クッキーの用途別に同意を求めるものなどがあります。なお、多くのCMPでは、Webサイト運営者は、ユーザが拒否することが出来ないクッキーを指定することが可能です。

他には「プライバシーポリシーに対して」の同意を求めるものがあります。プライバシーポリシーは改訂されることがあるので、「どのバージョンのポリシーに同意したのか」を管理する機能を持つもものあります。

我々の提供するCMP(ウェブトゥルーといいます)では、ブラウザが発する「外部通信に対して」同意を管理することが出来ます。クッキーは外部通信先へ送信されるものなので、外部通信を管理することで、クッキーの送信を制御しています。

なぜ同意管理が必要か、理由は2つです

一つは、ユーザーから信頼を得るため。もう一つは、欧州の規制に対応するためです。

まず、信頼獲得についてお話します。

Webページを読み込んだブラウザは、「パーソナルデータ」をそのWebサイトや、他の外部事業者へ送っています。パーソナルデータとは、個人の行動・状態に関するデータのことを指し、以下のようなモノがあります。

  • クッキーIPアドレス
  • 閲覧ページURL
  • リファラ(参照元URL)
  • アクセス日時
  • ブラウザ種別

パーソナルデータは、それ自体で個人を特定できるとは限りませんが、Webサイト運営者や外部事業者はパーソナルデータを使って、ブラウザを一意に識別することができます。

ユーザから見ると、ブラウザを識別されることで「自分に最適の情報が届いて嬉しい」というケースもありますが、近年は「監視されているようでイヤだ」「同じ広告が何度も出てきて煩わしい」というケースが多く、ユーザーが不快に感じることが増えています。

Webサイト運営者は、サイトにCMPを導入し、ユーザーに対して、クッキーの使用や、外部通信先への同意コントロールを与えることで、ユーザーから信頼を得ることができます。

次に欧州の規制についてお話します。

欧州には「GDPR(一般データ保護規制)」という規制があります。日本の規制とは異なり、GDPRでは「クッキーは個人情報」と見なされ、その使用にはユーザーの「自由で明確な同意」が必要とされています。

欧州市民向けにWebサイトでは、初期設定値として、クッキー使用をオフにし、ユーザーの自由意志でオンにしてもらうことが必要なのです(これをオプトイン方式といいます)。

この規制は、欧州企業だけでなく、欧州市民に対してマーケティングを行っている日本企業へも適応されるものです。

GDPR違反に対する制裁金は高額で、売上の4%、あるいは、1000万ユーロの高い方となります。その意味でも、GDPRに適応することが求められています。

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